古典力学と量子力学で dx→adx という座標変換を考えてみます。
つまり、x座標のスケールをa倍することであり、積分の値がa倍、微分の値が 1/a となる変換です。
運動量の場合
古典力学では、p=mvなので、この座標変換で、運動量はa倍になります。
量子力学では、p= -ih'∂x なので、この座標変換で、運動量は 1/aになります。
運動エネルギーの場合
古典力学では、1/2 mv2 なので、この座標変換で、運動量はa2倍になります。
量子力学では、p2/2m= -h2∂2x なので、この座標変換で、運動量は 1/a2 になります。