2021-11-11から1日間の記事一覧
前世紀の化石とも言うべき昭和生まれの物理学ミーハです。 論文(量子測定系が自己測定を含む場合)を書いてますが 研究者ではありません。 私の考え・主張 カテゴリーの記事一覧 - 墓所の虫 ・公開 Webサービス: [数式処理サイト] WolframAlphaの結果を…
波動関数は、シュレーディンガ方程式の解の関数 のことでは、ありません。 波動関数ψ(q, t)は、状態ベクトル|ψ(t)>の|q>への射影: |q><q|ψ(t)> = ψ(q, t) |q> として定義され、 その時間発展が、シュレーディンガ方程式にしたがう という関係です。</q|ψ(t)>
7.真ん中の地点から「上下のスピンの重ね合わせになっている」 Entangledな電子を飛ばす 簡単にするため離散スペクトルの場合だけ考えます。 ボルンの確率規則より 確率p(a,b)=||a,b><a,b|ψ>|2=<ψ||a><a||b><b|ψ> <A B>=Σ[a,b]abp(a,b)=Σ[a,b]<ψ|a|a><a|b|b><b|ψ> =<ψ|AB^|ψ> こ</b|ψ></a|b|b></b|ψ></a||b></a,b|ψ>…
清水明「新版 量子論の基礎」§8ベルの不等式 より 1.遠く離れた2地点での実験 測定する物理量は、2値量とし、-1と+1に単位を合わす。 測定器の「設定」を、A地点ではθ B地点ではφ とし、 いろいろ変えて、測定する Aθ=a1,a2,,,,aN Bφ=b1,b2,,,,bN と…
EPR論文で、アインシュタインらは「量子力学は不完全ではないか?」 との疑念 を提示(というか攻撃)しました。 これは、ベルの定理を経て、アスペの実験で否定的に解決されました。 この「ベルの不等式の破れ」は、その解決以上に 「量子力学は、古典論や…