墓所の虫

.    「新版 量子論の基礎」と「量子情報と時空の物理」をベースに書いていますが、間違いをよくやります。まず眉にツバをつけてw

ブログの紹介 (主な記事、Webサービス)

大学教育は危機に瀕しています! 


私は言葉の使い方が下手なので、おかしいと思う文章は式に合わせてお読み下さい。
尚、新理論や独自理論を唱えるつもりはありませんが、アイデアの提案はしています。


目 次

前世紀の化石とも言うべき昭和生まれの物理学ミーハです。
論文(量子測定系が自己測定を含む場合)を書いてますが
研究者ではありません。
私の考え・主張 カテゴリーの記事一覧 - 墓所の虫

・公開 Webサービス

[数式処理サイト]
  WolframAlphaの結果を残すWebサービス - 墓所の虫

mimeTeXのFrontEndサービス]

  mimeTeXサービスを公開します。全角記号が使えます! - 墓所の虫
   (mimeTeXで、∫や∂等の全角記号を書けるようにしました)

mimeTeX
  https://rhcpf907.sakura.ne.jp/cgi-bin/mimetex.cgi?  
   (?のあとにTeX文法で数式を書きます)

量子力学の理解のために

清水明「新版 量子論の基礎」、堀田寛昌「量子情報と時空の物理」
三宅敏常「線形代数学」
から、いろいろ取り上げます。
量子力学の理解のために(線形代数) カテゴリーの記事一覧 - 墓所の虫
量子力学の理解のために(密度行列・テンソル積) カテゴリーの記事一覧 - 墓所の虫
量子力学の理解のために(考え方) カテゴリーの記事一覧 - 墓所の虫
量子力学の理解のために(ベルの不等式) カテゴリーの記事一覧 - 墓所の虫
量子力学の理解のために(経路積分) カテゴリーの記事一覧 - 墓所の虫

量子力学のよくある勘違い カテゴリーの記事一覧 - 墓所の虫

量子力学解析力学/特殊相対論

普通の量子力学の教科書は「古典論の系を量子化したものが量子論
としますが、
古典論は、近似であり、量子論こそ「正」なので、
量子力学をベースに、解析力学や相対論を考えます。
ただ、量子力学には「観測者自身の系」を定式化できない
という問題があります。
量子力学的 解析力学/相対論 カテゴリーの記事一覧 - 墓所の虫

波動関数の収縮と情報処理機構である意識

現代的コペンハーゲン解釈では、ヒトの意識での「波動関数の収縮」
まで行って、測定が終了するとします。
「意識」は、無定義用語というより、反証可能性のない概念です。
それが、物理の理論に出てくることが、私には不満です。
それで「意識」を、物理の言葉でモデル化できないか考えます。
波動関数の収縮と情報処理機構である意識 カテゴリーの記事一覧 - 墓所の虫

・清水本について

1.p108 脚注の問い:
粒子の集団が「マクロ」と言えるのは、アボガドロ数あれば
異存はないでしょうが
では、「10^12 個では? 10^6 個では? 10^3 個では?」
という問い
2.p72の下段「連続固有値の問題」の代表値による回避処方:
これを、定式化したい。

・教科書・入門書の間違い

1.無限高さの箱の中の粒子の運動量
この問題は、量子力学で最初に出てくるので、
易しい問題に見えますが
「運動量」を考えると「そこから先は地獄への道」です。
私がある掲示板に疑問を投稿してから決着がつくのに
その掲示板→EMANの掲示板→Twitter と渡り、
10年以上かかりました。
 (解決したのは、堀田先生のアドバイスのおかげです)
2.もつれ対の片方の測定が原因でもう一方が確定する は間違い
 (波動関数は、観測者毎に存在し時間発展する)
3.ヒトの意識が、波動関数を収縮させる は間違い
教科書・入門書の間違い カテゴリーの記事一覧 - 墓所の虫