墓所の虫

.    「新版 量子論の基礎」と「量子情報と時空の物理」をベースに書いていますが、間違いをよくやります。まず眉にツバをつけてw

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大学教育は危機に瀕しています! 


私は言葉の使い方が下手なので、おかしいと思う文章は式に合わせてお読み下さい。
尚、新理論や独自理論を唱えるつもりはありませんが、アイデアの提案はしています。


状態がAとBの重ね合せの時「Aである」か「Bである」かという2値論理は適用できない

もちろん、測定したら「Aである」か「Bである」かのどちらかになります
でも、その時は、重ね合せではありません。
この議論は、重ね合せになってる時=測定前の話です。
したがって、状態A,Bは、2次元ベクトル(α、β) で表されます。

この場合、確実に=100% 「Aである」を(1, 0)とすれば、
確実に「Bでない」は、β=0
また、確実に=100% 「Bである」を(0, 1)とすれば、
確実に「Aでない」は、α=0
ということになります。

一般の場合の(α、β) において (α、β≠0)
αが1に近ければ「ほぼAである」とは言えますが、
β≠0なので、確実に「Bでない」は成り立ちません。
逆に、αが0に近ければ「ほぼAでない」とは言えますが、
β≠1なので、確実に「Bである」は成り立ちません。

∴ 重ね合せの時「Aである」か「Bである」かという2値論理は適用できません。