墓所の虫

.    「新版 量子論の基礎」と「量子情報と時空の物理」をベースに書いていますが、間違いをよくやります。まず眉にツバをつけてw

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大学教育は危機に瀕しています! 


私は言葉の使い方が下手なので、おかしいと思う文章は式に合わせてお読み下さい。
尚、新理論や独自理論を唱えるつもりはありませんが、アイデアの提案はしています。


はじめに4.ベクトル・行列の演算と順序

ベクトル、行列の和  要素どおしを足す。

ベクトル、行列の定数倍  すべての要素を定数倍する

行列の関数

行列には、和と積が定義されるので、テイラー展開が定義でき
「関数にする」ことができます(例えば、行列の√ や exp)
詳しくは、あとで説明します。

行列の掛け算の順序

一般に AB≠BA です。例えば

https://rhcpf907.sakura.ne.jp/fml2tex.php?式 \matrix(a & b ;x & y ;s & t) \matrix(1 & 2 & 3;4 & 5 & 6)

https://rhcpf907.sakura.ne.jp/fml2tex.php?式 =\matrix(a・1 + b・4& a・2 + b・5&a・3+ b・6; x・1 + y・4&  x・2+ y・5& x・3 + y・6 ; s・1 + t・4&s・2 + t・5&s・3 + t・6)

https://rhcpf907.sakura.ne.jp/fml2tex.php?式 \matrix(1 & 2 & 3;4 & 5 & 6)\matrix(a & b ;x & y ;s & t)

https://rhcpf907.sakura.ne.jp/fml2tex.php?式 =\matrix(1a + 2x+3s& 1b +2y+ 3t; 4a +5x +6s&4b+5y+6t)

AB=BA になる場合は、正方行列で対角要素以外の要素が0の時です。

行列の形でなくても、xで微分する演算子d/dx とx倍する(という演算子)
の関係も、

d/dx=A、x=B とすると、AB≠BA です。
AB f(x)=A ( B f(x) )=1・f(x)+xf’(x)

BAf(x)=x(Af(x))=xf’(x)

整理すると AB-BA=1

ベクトルの内積の順序

<A|B>=<B|A> と思う方が多いでしょうが、
これは 要素が実数の場合であり、
要素が複素数の場合の内積の定義(エルミート内積として出てくる)
では 違ってきます(前にくるベクトルを、複素共役にするので)