物理量の固有値が±1で固有ベクトルが重ねわせの密度行列の固有値
固有ベクトルがA=(1, 0)とB=(0, 1)の場合、
重ねわせのベクトルは、
それぞれの確率をaとbとすると、(√a)2 + (√b)2 = 1 なので、
√a(1, 0)+√b(0, 1) = (√a, √b)
密度行列は、
ρ=|A+B><A+B |
=
=
密度行列は、エルミート行列なので、ユニタリ行列で対角化でき、
その固有値λは、
=(λ2-(a+b)λ +ab -ab)=0
λ=a+b=1,と0
ということは、元の物理量では、固有値が2つある状態なのに、
密度行列では固有値が1つ(1つの純粋状態に対応)です。
対角化したものは、
になり、固有値が2つ(±1)という元々の物理量が持っている情報はないです。
これは、密度行列を求めるのに、固有値の情報を持たない固有ベクトルだけを
使ったからです。
もし、密度行列に固有値が2つあれば、純粋状態を2つ混合した状態です。
(純粋状態の重ね合わせは、1つの純粋状態)