Note1.用語・概念の説明
1.集合(Set)
集合Sに含まれる要素Aを「元」といい、A∈S と書く。
2つの集合 S、T において、
「A∈S ならば A∈T」が成り立つ時、集合Sは集合Tに含まれる
といい S⊂Tと書く。
S⊂T の場合、集合Sの 部分集合(Subset)と呼ぶ
和集合(Union)
S U T と書く
共通集合(Intersection)
S ∩ T と書く
空集合(φ)
何故、必要かと言うと、S∩Tにおいては元がない場合もあるため
表記法
{1,2,3、、、}
{x | 条件}
特別な集合
N、Z、Q、R、C(自然数、整数、有理数、実数、複素数)
2,写像(Map)
集合S、T について、
Sの任意の元a に対し、Tの元b が一意にきまる「対応f」のことを
SからTへの写像 という
表記法
f:S→T
S -f→T (fは→の上)
関数
写像fにおいて、Tが数の時、関数 とよぶ。
注:陽に表すことができなくとも、ランダムであっても
「対応があれば」写像です。
3.行基本変形
行列Aにおいて、
(1) 1つの行をk倍する (k≠0)
(2) 2つの行を入れ替える
(3) 1つの行をk倍して他の行に加える
要は、ガウスの消去法です。